父の口癖の一つに「医者の言うことなんかあてになるかい」というのがある。
2005年10月 父は医者から見放された。会わせたい人があればといわれて
家族全員泣きながら病室にやってきた。
父の枕元でその時を待った。父の思い出話をすると必ず笑いがおきる。声がおおきすぎて何が可笑しいねんと思ったのかもしれない。昔から好奇心が強かった。顔色はなかなか悪くならず、呼吸も止まらない。父は診たてに反して死ななかった。
2008年1月 「医者は薬を替えて様子をみましょう」と言った。まだ大丈夫かと家に帰った。
病院からその夜電話があり「呼吸が止まりました。」と言われた。
父の言うとおり、医者の言うことなんかあてになるかい!
それとも父の天邪鬼なのか?
